root化作業中にFactory data resetをして文鎮化したので忘れないようメモを(笑)・・・
機種のロゴが出てしばらくして再起動、これの繰り返しになってしまい、adbで接続するも、すぐに再起動するので作業が続けられない状態になりました。
バッチファイルを流しても途中で切断されるため、安易に初期化すればいいかな?と「Factory data reset」をしたのですが、これでは/data以下は戻りますが/system以下は戻らないため治らず、設定などは初期化されます。
※Factory data resetは「メニューキー」と「バックキー」を押しながら起動すると出てくるメニューにあります(端末によって違うかもしれません)
そして、USBデバッグの設定もOFFに戻ってしまうため、adb接続できなくなりました・・・
文鎮化した後で知ったのですが、再起動ループ状態でも一瞬adbでコマンドを受け付けるなら、「adb wait-for-device shell」とすると止まってくれるので、その後にゆっくり作業すれば良いようです。
再起動ループになったら?
- 落ち着く
今回は安易にリセットして文鎮化したので、ひとまずバッテリーを抜いて、落ち着いて調べたり考えたりします。 - 「adb wait-for-device shell」を試す
root化作業前に上書きするファイルをバックアップかリネームして保管してあると思いますが、上記コマンドでとりあえずadbで接続できれば何とかなります。
今回は/system/lib/xxx.soなどを上書きした時点で再起動ループになりましたが、これをしてれば助かったはずでした・・・(●´Д`●) - update.zipを探す
端末によって違うかもしれませんが、メニューキーとバックキーを押しながら起動すると「Android System recovery」というメニューが表示されます。
今回は「Factory data reset」をしてしまったのですが、「System update」という項目があり、/system以下のファイルも操作できるため、運が良ければ上書きしてしまったファイルも戻るので、配布されていれば試してみると良いかもしれません。
また、配布物はzipファイルですが、中にupdater-scriptというのがあり、ここにコマンドが記載されてます。
バックアップがあれば、これを修正して/system以下のファイルをバックアップで上書きしてやれば復活できるかも?しれません。
今回update.zipを認識してくれませんでしたが、これはもう少し調べてみたいです。 - romのフラッシュツールが無いか探す
国内だけで販売されている端末は現在のところ絶望的ですが、海外でも売られてる端末の場合、まるごと初期化するツールが配布されてる事があります。
同じく再起動ループになったXperia X10 miniは公式のツール(SEUS(Sony Ericsson Update Service))が配布されているので復活しました。
非公式のものではFlashToolというのもあります。 - 分解してみる
ほぼ基盤に直付けだと思うので期待薄ですが、内蔵ストレージ用のSDカードが刺さってる場合もあります。
これだったらPCに挿してアレするとか。 - 諦める
後で復活させる方法が見つかるかもしれないので、とりあえず保管しときます。
定番はカップラーメンの蓋押さえに活用するとかでしょうか・・・
手持ちのX10 miniがあったので、代替と思ったのですが、SIMは変換アダプタで刺さるものの、海外端末のためか、auのCDMA2000方式に非対応で使えませんでした。
結局オークションで同じ端末の中古を1万円で購入(1年落ちで新品の1/6くらい?)して使ってます。
中古だと1年もすると安くなってるので、SIM形状や通信方式など注意する点はありますが、別の端末を選択するのも良いですね♪
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